インターンシップ感想(第1期 Aさん)

Aさんのプロフィール等

1.学年等 都内大学3年生
2.インターン参加のきっかけ

  大学の先生からの紹介メールを読んで関心を持った
3.インターン参加の理由 
  地方政治や政策的なことに関心があったため
  防災について関心があった。身近な人をどうしたら守れるのか。を考えたい。
4.インターン期間
  令和5年5月10日~9月11日 ※Aさんの都合の良い時間
5.インターン内容
 
 1)福島県内市町村の課題等(議会だより一般質問参考)の調査
  2)福島県内市町村の一般質問一覧作成
  3)一般質問作成と模擬議会(一般質問)実施
6.インターン参加方法

  オンラインのみ Zoom、チャット、ファイル共有等使用

(参考)インターン生との初回打合せ記録 ZoomとXmind(画面共有)を持ちいて、内容説明・進め方・期間等を共有します。

模擬議会(一般質問)in Zoom  令和5年9月11日午後3時~ 実施 

インターン生 Aさん作成 福島県内の市町村長向け一般質問通告書
飯舘村長宛てと想定して、Zoomにて模擬議会(一般質問)

上記、一般質問通告書に対しての答弁書
横山が、飯舘村長になった気持ちで答弁

インターンシップに参加しての感想

9/11 一般質問作成と模擬議会(一般質問実施)の感想
※Aさんが住んでいる○○○長宛と福島県内市町村向けの一般質問を作成

 今住んでいる地域に対しての一般質問作成を通して、その地域により関心を持つことができた。議会だよりを読んで、子育てについて・地域のインフラについてなど今発生している問題は何かを把握し、新たな疑問点・問題点を見つけ出すことは、その地域の皆様がより安心して暮らすことができるというより良い地域になっていくと実感することができる、貴重な経験だった。

 一般質問の役割の中で、市政に対しての「課題の共有」というものがあった。議論の始めとなる課題共有の過程は、今の暮らしをより良くするための大きな一歩であり、大切な役割を果たしていると感じた。今後、一般質問を通じて市民生活がより良くなることを期待するようになり、これからも意識的に議会を見ていきたいと思うようになった。

 議会模擬体験は、実際に市民の代表として市政を問う責任の重さと大切さを実感した。自分の発言を機に議論がスタートし、市政に新たな視点が加わることは議員としての最も重要な仕事の一つであると身にしみて思った。また、市民の皆様の生の声を反映した切実な要望であると、その件について政策検討の段階まで持っていくことに対する責任が大きくなると感じた。

7/2 福島県内市町村の一般質問調査と一覧作成の感想

 一般質問を多く目にする中で、地域の大きな課題から身近な課題など多岐に渡る課題を知ることができ、例えば社会情勢に応じた質問や地元の古くからの施設の修繕問題などの身近な課題を議会で取り扱っていることを学び、地方政治がより身近に感じることができた。

 またこれらの質問をまとめ一般に公開するという業務を通して、市民の皆様がより議会に関心を持つことができるようになってほしい、より現状の課題を反映した一般質問が出てきて欲しいと思うようになった。

 これらの活動を通して、一般質問等、地方議員との交流や地方政治に関心を持つことを通して私たち市民が政治に関わっていけるということを学ぶことができ、地方政治への期待や関心がより一層前向きに変化していったと思う。

5/10~ 一般質問調査の感想 & 横山秀人の感想(共有ファイルで記録) 抜粋 

福島県内市町村

  • 同じ質問をしている議員がおり、その自治体が抱える問題をよく反映していると感じた。
    【横山感想】「今」の課題が分かるのが一般質問だと思っています。また、複数の議員から質問・提案等があるということは、市民の関心も高いことを意味します。各議員へ、要望等が市民から多く届いていると思います。
  • 高齢者の足を支援できるものが充実している自治体がある
  • 学校給食費に関する質問をしている市が多いことに気がついた
  • 大玉村では、農業に関連した質問が2件出ていた。予算案を見ても農業への支援に力を入れていることが分かる。日本では農業に対する課題が大きいと思うので、農業に参画するどの地方自治体も考慮すべき問題だと思った。
  • 喜多方市について、○○議員がナメコについて詳しく質問をしていたので調べたところ、昨年の新聞記事が見つかった。こうした強みが興味を持ってくれる人を呼び寄せ、観光や移住につながることもあるかもしれないと思った。
    【横山感想】質問から、さらに、新聞記事を調べることは、素晴らしいことですね。
  • また「まちなかタクシー」についての質問が出ていた。祖父母の住む地域にはこのような取り組みがないため、免許の返納をしたくてもできないという状況が続いている。そのため、私はこの問題に関心があるのだと思った。今後もこれに関する質問は注視していきたい。
    【横山感想】一般質問は、「自分事・家族事」が一番気持ちが入りますね。調査もいつも以上に行い資料や事例を集めます。注視するキーワードがあると、テレビや新聞・チラシ・電車吊り広告など、目に入ってきます。大事なことです。
  • 天栄村では婚活支援と移住支援に関する質問が、2人の議員から出ていたが、この二つを組み合わせることで、若者の移住を促進できるのではないかと思った。また、只見町では只見線に関する質問が多く出ていたため、只見線のHPを見たが、とても綺麗なレイアウトで、是非乗ってみたいと思った。ユネスコエコパークにも登録されているので、是非観光を盛り上げてほしいと思った。
    【横山感想】私にはない視点をAさんは持っています。只見線には乗ったことがないですね。Aさんの関心が広がっていくことに、喜びを感じます。
  • 北塩原村の議会だよりは見やすかった。また、昨今の物価高騰対策について議論されており良いと思った。
  • 移住に関して、農業に特化した補助制度があるが、若者がどれほど農業に関心があるのか疑問に思った。
    【横山感想】福島大学の先生が、学生を対象に行ったアンケートで、「移住・定住に求めるもの」について、「農業でない働く場があること」が多かったそうです。もしかすると、農業に特化し続ければ、続けるほど、若者が移住してこない可能性があるかもしれませんね。
    Aさんの感想とアンケート結果が合致したので、やはりそうなんだと改めて思いました。
  • 移住支援について、子育てを充実させることで移住者を増やそうとする取り組みが多く、子育てについての支援を充実させようとする質問が多くあった。しかし、保育士はエッセンシャルワーカーであり、給与を一定水準を保たなければならないというジレンマがあると思う。保育を少ない料金で利用できるようにするための財源問題は非常に難しいと感じた
  • 磐梯町では、マイナンバーカードの普及率が高いことに驚いた。また、質問の中にあった、地域農産物のブランド化について、観光客は少々高くてもブランド品であれば旅の土産として購入してくれる確率が高いのではないかと思うので、ぜひ進めるべきと感じた。
  • 泉崎村では民生委員の定員についての質問があったが、地方における民生委員の役割は重要であると直接感じた経験があるので、これは対策を早急に考える必要があると感じた。
  • ヘルスツーリズムという言葉を初めて目にし、注目すべき政策ではないかと思った。新型コロナ流行で地方は観光産業が主要であることが露呈したが、それと同時に高齢化する社会にも対応していかねばならないという難しい問題があると思う。ヘルスツーリズムは町内外の健康を促進でき、観光需要もあるため良いと思った。
  • 棚倉町で町長とのトークの日を設けていることが良いと感じた。しかし質問の中にもあるように、町民が町長と会話できる機会の敷居を下げる必要があると思うので、小中学生も気軽に行けるような雰囲気やそれを組み込んだ授業などを計画することで、地方議会、地方政治に関心を持つ子どもを育てることにつながるのではないかと感じた。
    【横山感想】そうですね。組み込んだ授業があれば、トークの日の前後に授業が組め、効果的に村長と対話ができるでしょうね。私たち、村議会も考えないといけないですね。
  • 塙町では、「追跡レポート」として、過去の一般質問がどのような政策につながったのかを紹介するページがあった。一般質問から実際に政策に反映されているところを市民の方が見ることで、議員の方に自分の願いを伝えてみようという気持ちになると感じた。
    【横山感想】他の自治体でも「追跡レポート」がありますね。飯舘村議会の議会だよりでは、まだないので、提案してみますね。
  • 即身仏について2問ほど質問が出ていたことが印象に残った。特に岡部宗寿氏の質問への答えで、即身仏だけでなく浅川町に興味を持ってもらえることが最も重要だと感じた。水郡線をはじめ福島県には素敵な鉄道(只見線など)が多く走っているので、鉄道を乗り継いだら特典があるなどの取り組みが必要だと思った。
  • 防災対策に関する質問があった。防災リーダーの育成に関する回答で、女性を含めた人材育成に関して言及があったが、災害は男女問わず被害を生み出すため、できるだけ早く女性を含めた議論が必要だと思った。町の有力者でなくとも、町のことを理解している方がいれば力を借りることが一つの策ではないかと思う。いざという時に避難所でのプライバシーの配慮等ができずにいるとストレスで避難生活がより苦痛なものになるため、この点については早急に進めて欲しいと願う。
  • この数週間で目にした自治体の半数ほどで交通に関する質問があったように感じる。郡山で交通事故があったことをきっかけにこの分野に関心が集まったのではないかと考えられる。事故が起こらないことが最も望ましいことだが、この事故をきっかけに市民の皆様の安全が保障されるような施策が作られることは良いことだと思う。

Aさんが住んでいる〇〇〇の一般質問(4年間分を読んで)の感想 抜粋

  • 議会だより1回分を見ただけで、私が認識していなかった〇〇〇の行政サービスを知ることができた。また、他自治体を参考にして作成された一般質問があった。私は祖父母のことと関連して福祉タクシーや自動車燃料補助券についての質問をきっかけに、その関連ページを見てみた。もしこのサービスを知らない人がいればぜひ使ってほしい。
  • 今回は特定の地域の質問をしている議員について気になった。議会だよりを見ることで、どの議員が自分の住む地域の課題を解決しようとしてくれているのかを把握できるので、選挙の際には過去の分を見返すことで、選挙広報からは把握しきれないことが分かると思う。「どのように反映させていくのか」という文句が使われていた質問があったので、前回以前のものを注視したい。
    【横山感想】その視点はなかったですね。選挙の際に「一般質問した内容を見返すことで、選挙広報から把握しきれないことがわかる。」
    ホームぺージの一覧は、質問者名でも検索できますので、わかりやすいですね。
    一般質問一覧の利用方法の一つとして、紹介したいと思います。
  • 〇〇〇のように都会かつ大きな議会であると、特定の党の名前で投票が行われ、それによって質問内容が変わることがあると思う。しかし、質問が多いと、〇〇〇民は議会だよりを細かく読みたいとは思わず、読み飛ばしてしまうのではないか。そのため、まとめとして「防災関連」「ケア関連」というように似たような質問はまとめてみても良いのではないかと思った。
    【横山感想】私も、そう思います。〇〇〇の質問は多く、文字も細かいので、読み飛ばす可能性はありますね。福島県内のどこの市(※)かすぐには出てきませんが、分類分けをしていた自治体があったと思います。関心のあるテーマはじっくり読むと良い思います。
    ※会津若松市ほか
  • 要介護者の出張理容サービスの回数についての質問があったので、〇〇〇のHPで調べてみると、実際に回数が増えていて良かったと思った。

以上、一部を抜粋してご紹介します。